ホーム  >  川越の不動産売却・査定ブログ  >  スタッフブログ  >  バイクでキャンプ旅

バイクでキャンプ旅
カテゴリ:スタッフブログ  / 投稿日付:2023/08/25 18:00

バイクでキャンプ・四国・九州一人旅

みなさまこんにちは~代表の鈴木です。
夏季休暇の後、一回目のブログでは弊社でも花手水を始めた事をお伝えしました。
ご覧いただいた皆様は何の花を使用したかお分かりですよね(笑)

さて本日は夏季休暇中に行ったことをご紹介します。
弊社のお盆期間は8月8日から16日までとさせていただきました。

初日(8/7)
東九フェリー

私は休日前夜の7日(月)19:30出港の徳島行きフェリーに乗船しました。




 本年の夏はエルニーニョ現象の為に天候が不安定です。
丁度その頃は九州沖縄地方に停滞や逆走をする台風6号の影響で、
東九フェリーも徳島港到着が2時間遅れとのお知らせが事前にありました。
欠航せずに良かった~
翌日には40分の遅れで徳島港に入港することが出来たのでちょっぴりお得気分に!

台風6号は九州の西を北上して行くところ。
大型台風なので四国東岸の徳島も普段では感ずることの無い台風独特の風が時折吹いていました。

2日目(8/8)
淡路島吹上浜教育キャンプ場

下船後は淡路島の吹上浜キャンプ場を利用します。
鳴門大橋は横風がまあまあ強くてバイクでは突然の風にあおられたりで少し怖かったです。
高速道路を下りる直前の淡路島SA(SA=サービスエリア)に立ち寄ると、
足立ナンバーのCBX750の少し歳が先輩のソロライダーと出会い雑談。
彼の休暇は見どころを回りホテルを転々とするそうです。
私は淡路島と言ったら玉葱らーめんを頂きました。



吹上浜キャンプ場に到着し受付を済ませ一息ついてから設営。
ここの女将さんが親切でソロ様にと小分けの薪、通常400円のところハーフ200円分を用意してくれたことが嬉しかったです。



当日は5組程度のお客だけでしたので、静かにマッタリとした時間を過ごすことが出来ました。

3日目(8/9)
大久野島台風により閉鎖→尾道ロイヤルホテル宿泊へ変更
今回のバイクでキャンプ旅最大の目的地、大久野島。
この島は船でのみ上陸できる周囲4.3kmの小さな島。
かつては毒ガスを製造する島として存在していましたが、戦時中は地図から消された島として有名です。
現在ではその名残の資料館などが存在しますが、現在では数百羽のウサギが生息する島として有名になりました。
私は数年前から毒ガス島のウサギと戯れる。これがやりたかったのです。

今回の旅の計画中に予約開始日から1日遅れてしまい、予約一杯の文字に愕然としてしまいました。
半ばあきらめていた大久野島。
しかし最近ではとりあえず片っ端から予約だけする人種が増加傾向にある事を知っていました。
毎日キャンセルが出ないかチェックしてたら、案の定出ました!チャンセルが。
今回の旅程で行先が多少行ったり来たりの計画になってしまったのは、
四国と九州を結ぶフェリーの予約状況などから
この大久野島へはこの日にみ予約可能だったので、デコボコの行程となりました。
もうこうなったら意地でも行ってやる!

そんな気合の入っていた大久野島からスマホに不幸なお知らせが・・・・!

台風6号の影響で渡船するフェリーも欠航するので、施設を閉鎖します!との事・・・
私は一体どうすれば・・・
突然の予定変更。これも旅の醍醐味ですね~
即座に他の計画を考えなければ・・・

妙案浮かばず、兎に角四国を瀬戸内沿いに西へ進もう~

いざ出発すると、続けざまに最悪な事態発生!
なんと鳴門大橋はバイク走行禁止!ですと。
毎秒15メートル以上の風が5分以上続くとバイク通行禁止になるのだそう。
足止めを避けるには、淡路島を北上して明石海峡大橋を利用して兵庫から本州経由で瀬戸大橋を目指す!
山陽豪へ入り順調に進むも、更なる追い打ち!
何のことは無い。瀬戸大橋もバイク通行禁止。

こうなれば美しいしまなみ海道経由だ!
約200km毎に燃料給油をしながらリッター200円も経験した。
空模様の思わしくない西の空。
山陽道・福山SAでこの先の雨に備えてレインウェアを着込みながら何処に宿をとるか一人作戦会議。

今回の台風の影響で、何処でもキャンセルが相次ぎ空室は沢山あるだろうと推察できた。
翌日の瀬戸内東予迄50数キロの位置関係にある尾道に宿を探すことにした。
キーワードはなるべく安いところ!
海沿いの尾道ロイヤルホテルに宿泊決定。
通常宿泊料金1万円程度でしたがアプリで比較すると一休.comが5000円と最安値。

キャンプ設営時間も省けたので、シャワーを浴びた後、ホテルマンに教えて貰った
おすすめの居酒屋「ベッチャーの胃袋」を予約。



アナゴの刺身が絶品。



アナゴの串焼きも香ばしく脂がのり美味。

生まれて初めて食しましたが、ご当地広島県産の地酒に瀬戸内の魚介は最高の肴でした!
もちろ〆は尾道らーめんで腹を満たす。


3日目(8/10)
瀬戸内東予キャンプ場へ
早朝、ホテルの朝食を済ませた後、
映画のロケ地としても有名な尾道のまちを一人散策してみました。
急な坂道や階段。ここに住む人たちの脚力は優れているのかな?そんなことを思いながら出会うのは・・・
朝から眠そうでダルそうなネコねこ猫。さすが猫の街でもある尾道。
沢山のネコに出会いました。



一時間程度の散策でしたが、真夏の坂道、歩くもんじゃないというほど汗びっしょり。
良い写真?が沢山撮れました。



さあ、出発です。
五日目に宿泊する大三島を道すがら通過して、しまなみ海道を順調に進んで来島海峡大橋を渡り
「来島海峡SA」(サービスエリア)に到着。
ここは上下線で共同利用するSA。

ここで向かい側を走ってきた2日目(8/8)淡路島SAで出会った足立ナンバーのライダーと再び遭遇。
風速や走行状況。立ち寄り先など、生の情報交換をした。
タイミングの良い偶然。まるで申し合わせたかのような再会。ご縁とは不思議なものである。

伊予地方の東にあるから東予。何かのうんちくで見た気がしますが、脳が疲れてて良く覚えていません。
休暇村のキャンプ施設を利用したのはこの日は5組。穏やかな時間だけが過ぎ去ってゆく。そんな感じでした。
設営完了後、施設内の温泉を600円で満喫することが出来ました。



夕食はコンビニめしでごまかした夜。

4日目(8/11)
大三島 多々羅キャンプ場
向かいます。
朝の撤収及び出発がゆっくりで楽。
それでも大三島の多々羅キャンプ場には11:00頃到着。
受付は12:00からとのことで、物色した土産品と同梱で
念のため持ってきた不要なキャンプ道具を自宅に宅配した。
エ~イとばかりに段ボール箱一箱分の荷物が無くなったバイクの総重量がやたらと軽くなり取り回しや走行が楽になった。
厳選して出発したはずなのに、もしかしたら使うかもしれないと思ってしまったものが3日間使わなかった物として認識された。
要らないものは諦める覚悟を次回に役立てたいと肝に銘じた今回。

受付時間となり受付を済ませてキャンプサイトにテントを設営。
その後は大三島をバイクで散策。
生樹の御門(いききのごもん)これだけはどうしても見たかった。
山祇神社の神宮寺の奥の院の「生樹の御門」と呼ばれる大楠は、根回り約30mで樹齢は何と3000年との事。


伯方の塩は博多の塩だと勘違いしている人が多い。実は瀬戸内が産地の塩である。
伯方の塩・大三島工場の見学を予定していたが時間が押してしまい断念。
15:30までなのでみなさまご注意ください。

キャンプ場の周辺にはパームツリーが植栽されている。
この日は夕焼け空にこの木が映えて見えた。

海外の南国を思わせる風景に一人うっとりしていた。
アカアシガニ体長7~8センチのカニが沢山陸に上がってます。
サイトのお隣さん。小学2年生の女の子がカニに興味を示したので足元へ置く。
背後から背中をおさえて甲羅を掴むと爪に挟まれず捕まえられるよ!
手ほどきするとすぐさま捕まえることが出来た。
暫くかにと遊んでいた女の子。

私の元にやってきてもう逃がしてあげるので良いかと私に尋ねてきた。
優しい心の持ち主であり微笑ましかった。
地元スーパーで購入した海鮮丼ぶりとイカそうめん。
新鮮で安くて美味しかった。



さあ、明日はロングドライブ。
早朝7:00に出発の為、21:00就寝と早寝することにした。
4:00に目が覚めると満天の星空。
あまりの美しさにそのまま写真撮影に勤しんでしまった。

5日目(8/12)
別府 志高湖キャンプ場へ
愛媛県佐田岬にある三崎港からフェリーで大分県の佐賀関港へと向かう。
三崎港までの道のりは約200km3時間ほどである。
予約したフェリーは12:00出港の為余裕をもって到着したい。
順調に進み11:00前に到着し乗船手続きを行った。

この港で昼ご飯を食べよう。
そう思った矢先、船着き場の係り員さんから11:00出港の船にバイクキャンセルが出たので
宜しければ乗りませんか?のお誘い。
ラッキーな前倒なので即決。
九州大分県、佐賀関上陸が12:10
実はこの佐賀関は関アジ・関サバの産地。
見つけましたよ最高のお店。




透き通る新鮮さで引締まった身。お味も食感も完璧な美味さでございました。

※うんちくは次の通り。
大分県と愛媛県の間の海域である「豊後水道」
で捕獲されるアジ・サバのうち、
大分県漁協佐賀関支店に所属する漁師が一本釣りで獲るもののことを指します。


食欲も満たされて別府志高湖へGo。

海抜600㍍にある志高湖。
今回のキャンプ地の中では高地にある為、木陰はとても涼しい。
フリーサイトを埋め尽くされたファミリテント軍。

人々の間に入る事を躊躇した私は
管理者に確認してサイトの隅っこに立つ桜の木の下も可能とのことで設営しました。


ここは北へ帰らなかったハクチョウが多数定住していました。
何と白鳥のヒナまでいるではありませんか。

初めて見て興奮しましたが、白鳥に刺激を与えないで下さいと、注意看板があり冷静さを取り戻す私。
このキャンプ地は初めに予約を行った一番遠く離れたJサイト→Iサイト→Aサイトへと3度の変更依頼がありました。
7月上旬の線状降水帯による大雨。そして今回の台風6号の影響による冠水被害
なんとか伺えてよかったです。


別府迄行ってハードスケジュールの為、温泉には入りませんでした。
夏を避けた時期に家族でのんびり来ようと・・・

6日目(8/13)
香川県三豊 荘内半島キャンプ場→自宅に帰る
別府よりまた四国へ戻ります。
荘内半島の西側には以前旅をしたときに立ち寄った、父母海岸があります。
ウユニ塩湖のように見える写真映えスポット。
コロナ前に伺った際はインバウンドが盛んで外国人でにぎやかでしたが今回は?

突然ですが!!
台風情報です!
台風7号は関東に接近をやめて関西方面へ進路変更です。
マイアミ浜キャンプ場より緊急連絡入電
私がお借りする明後日直撃です。キャンプ地は閉鎖!!!

旅の始まりで経験した、四国より本州への道路がまた通行止めになる可能性最大MAX
荘内半島に宿泊をすれば確実に翌日は本州へ戻れない。
英断です。
荘内半島キャンプ場へ連絡を入れ、事情を説明してキャンセルの申し出。
理解を示していただき快諾。

今をもってバイクでキャンプ旅は終了しました。

滋賀県を台風が先か、私とバイクが先か。
追いかけっこです。
鳴門大橋は強風でしたが無事に過夜。
20:00頃の淡路SAは非常に混んでおり飲食ブースは大行列。
これに付き合う訳にはいかない。
腹だまりの良いお菓子やスイーツを購入した口の中へ押し込む。
燃料給油も済ませ本州を目指す。
途中のPA(パーキングエリア)で即席のそばを自販機で購入。小腹を満たす。

明石海峡は22:00未だに渋滞。
バイクの利点ですり抜けを行い時間短縮。
明石海峡大橋は流石に路側帯は鉄板グレーチング仕様なので走行できない。

二輪車は渋滞中フラフラするので不利だなぁ。これが疲労の元となり一番疲れる。
阪神高速から中国自動車道→名神高速道路とひたすら走りに走った!
名神高速の京都南ICを通過したころ日付が変わった。


7日目(8/14)
滋賀県大津
マイアミ浜キャンプ場
0:09大津SAに到着
展望デッキから静寂さを保っている琵琶湖が見えます。
嵐の前の静けさとは正にこの事である!
恨めしい気持ちにフタをして自宅げ向かう。
実は今回の旅ではもう一つ目的が有った。
川越ロータリークラブに所属されていたS氏。
取引先でもあったため気が合った。この方が今年の春に転勤となった。
赴任先が大津市。琵琶湖から目と鼻の先。
落ち合う事はままならなかった。

今回の台風騒ぎで旅程を変更したのは私だけでない。
とても多くの方が被害や影響を受けた。
私は旅を途中で切り上げ難なく自宅に戻ることが出来ましたが、
その後のニュースを観るとすべての交通網は欠航となり
駅や空港などで足止めされた方々を気の毒に思う。
今時の台風や線状降水帯は想像を絶する自然災害をもたらす力の大きさを肝に銘じて
今後を生きて行きたいとさえ思いました。
伊勢湾自動車道にて朝焼け。車載カメラGopro の写真


浜名湖SAでは虹が見え元気を頂きました



由比PA
富士山が少し見えて来た。
後に時間も走れば俺の家も近い!

自宅(8/14)12:22到着。
長文にお付き合いいただきましてありがとうございます。

初  日(8/7) :東九フェリー船中泊
2日目(8/8) :兵庫県淡路島 吹上浜キャンプ場
3日目(8/9) :広島県竹原 大久野島キャンプ場(うさぎ島・毒ガス島)※尾道ロイヤルホテルへ変更
4日目(8/10) :瀬戸内東予キャンプ場
5日目(8/11):愛媛県今治 多々羅キャンプ場
6日目(8/12):大分県別府 志高湖キャンプ場
7日目(8/13):香川県三豊 荘内半島キャンプ場
8日目(8/14):滋賀県大津 琵琶湖マイアミ浜キャンプ場
9日目(8/15):静岡県 浜名湖 渚園キャンプ場
10日目(8/16):自宅

ページの上部へ